去る2/14(土)に臨時列車として運行された『高尾山冬そば号』。
年に一本しか走らないそいつに飛び乗れば、オリジナルマイ箸とミニタオルがゲットできるという。
菜箸がわりに使った食事箸(プラ製)がコンロ熱で使い物にならなくなったタイミングでこのイベントです。
これは行くしか。
行くしか…。
■高尾山冬そば号とは?
京王電鉄と都営交通局による共同実施イベント。今年で10回目となる高尾山口駅までの直通列車だそうです。
この時期の高尾山といえば何と言っても冬そば。
冬そば号に乗るとお箸がもらえるのは、つまりそういうこと。
OK、乗ろう。そして蕎麦を食おう。
土曜朝10に最寄りの京王線ホームへ向かうと、
ちょうど冬そば号の雄姿がホームへ踊りこむところでした!
車両の中は鉄道ファン8割、登山客2割、箸目当て1人といった感じで大盛況。
いわゆる「中の方までお詰めください」状態でした。
そして車窓からは三脚を構えた鉄道ファンが次々と流れていきます。
「おお、ギャラってるねぇ」「ギャラってますねぇー」的な会話が飛び交う車内はちょっとした非日常感がありグッときます。
(注)ギャラる=ギャラリーがいっぱいいる、みたいな意味らしい
そんなときでした。
「ご乗車のみなさまに残念なお知らせです」
「この先、高幡不動でポイント故障が発生いたしました」
「当列車は高尾山口行きですが、この先どこまでいけるかわかりません」
この先どこまでいけるかわかりません。
周囲がざわつき始めます。
(ミステリートレインだ…)
(…冬そば号がミステリートレインになった!)
目的地は謎です。
東府中駅でこの表示をみたときは正直もうダメか、と思われました。
しかし!
車掌を始めとする駅員さん達の「絶対に高尾山口まで運行する」という熱意あふれる調整によって、無事運行は継続!
予定は若干遅れましたが、無事に高尾山口駅へと到着しました!ばんざーい
そして見事、箸&ミニタオル&チョコ(登山用エネルギー)のセットを頂きました!
ということで、この時点でかなり満足してしまったのですが、
あまりにいい天気だったのでちゃんと山頂まで登ってソバと天狗焼きをいただいてきました。
今季の高尾山冬そばキャンペーンは3月末日まで開催しています!
首都圏の国盗りゃーのみなさま、澄んだ空気を楽しむ週末のおでかけ先候補にいかがでしょうか?
以上、事務局のヅカでした!
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